Cente障害情報

HTTPScがキープアライブ動作中に再接続に失敗する現象について

発行番号: Cente010-0004
Rev: 第1版
発行日: 2020/12/21
題名: HTTPScがキープアライブ動作中に再接続に失敗する現象について

適用製品
・Cente HTTPd/c Ver.1.61

【該当するユーザ環境】
以下の関数をまとめて「httpc_XXX_with_sock()」と記述します。
– httpc_get_with_sock()
– httpc_post_with_sock()
– httpc_put_with_sock()
– httpc_delete_with_sock()

以下の条件をすべて満たした場合、httpc_XXX_with_sock()がエラーでリターンすることがあります。
– httpc_XXX_with_sock()で、HTTPキープアライブ有効かつka_retry=1として自動再接続を有効にして通信する。
– usessl=1としてSSL通信する。
– HTTPサーバがHTTPキープアライブタイムアウトでTCPを切断したあと、httpc_XXX_with_sock()で再接続が発生する。
自動再接続が無効の場合や、SSLを使用しない場合は、該当しません。

【障害内容】
HTTPは、TCP接続のオーバヘッドを減らすために、HTTPキープアライブ機能があります。Cente HTTPcは、httpc_XXX_with_sock()でHTTPキープアライブを使用できます。HTTPキープアライブ有効時でも、HTTPサーバは任意のタイムアウトでTCPを切断します。切断後のhttpc_XXX_with_sock()でka_retry=1として自動再接続を有効にしているとAPI内で再接続します。
再接続時には、API内で通信端点の削除と作成を行いますが、この通信端点のIDをSSL使用時に更新しておらず、以前のIDで通信してエラー(HTTPC_E_CON)になることがありました。
このエラーが発生した場合、httpc_disconnect()でHTTPcを切断して、再度httpc_XXX_with_sock()を呼び出す必要がありました。

【回避方法】
ミドルウェアのソースコードを修正し、通信端点のIDをSSLで正しく使用するようにします。
詳細については、営業担当またはsupport_XXXatmarkXXX_cente.jpまでお問い合わせください(_XXXatmarkXXX_は@にしてください)。

Cente HTTPd/c

【HTTPd修正】
・軽微な修正

ワーニング抑制など軽微なコードの修正を行った。実動作には影響ない。

【HTTPc修正】
・SSL設定をカスタマイズするAPIを追加

HTTPS接続時に個別にSSLバージョンや暗号スイートなどを設定するAPIを追加した。
・TLSセッション再開に対応
二回目以降のHTTPS接続時にTLSハンドシェイク時間を短縮するTLSセッション再開(Session resumption)に対応した。
・軽微な修正
ワーニング抑制、処理の効率化など軽微なコード修正を行った。実動作には影響ない。

【その他】
・ctlibモジュールの更新(Cente障害情報:010-0003)
Cente HTTPd/c Ver1.60同梱のctlibモジュールでは、cttime.cが2038年以降の日付を正しく処理できなかった。ctlibモジュールを更新した。

Cente HTTPd/c

【HTTPd修正】

・MD5のソースコード変更。

MD5の計算をCente Compact Cryptoの関数を使用するようにした。

・Cente SSL非対応。

Cente SSLをサポートから外した。

【HTTPc修正】

・MD5のソースコード変更。

MD5の計算をCente Compact Cryptoの関数を使用するようにした。

・Cente SSL非対応。

Cente SSLをサポートから外した。

・プロトコルスタック非依存化。

プロトコルスタックに依存しないようにTCP関連関数はカスタマイズ部に新設したラッピング関数を呼び出すようにした。

・REST API対応。

REST APIに対応した。

・HEADメソッド対応。

HEADメソッドに対応した。

・204応答受信処理修正。(Cente障害情報:010-0002)

204応答受信時、APIが常にタイムアウトエラーを返していたのを修正した。

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