PPPoE接続、またはPPTP接続で認証失敗を繰り返すと、発信できなく なる現象について
・Cente PPP Ver.1.00 – Ver.2.20
・Cente PPP Ver.1.00 – Ver.2.20
・Cente PPP Ver.1.00 – Ver.2.12
【HTTPd修正】
受信したヘッダのパースに失敗する事があるバグを修正。
受信したヘッダが、someheader: str=valueのように、"が無くかつ改行が続く場合に、パースに失敗するバグを修正。
(http_common_get_data_from_headerの修正)
【HTTPc修正】
プロキシサーバ対応。
プロキシサーバ経由で通信を行えるようにした。(認証、SSLにも対応)
受信したヘッダのパースに失敗する事があるバグを修正。
受信したヘッダが、someheader: str=valueのように、"が無くかつ改行が続く場合に、パースに失敗するバグを修正。
(http_common_get_data_from_headerの修正)
Basic認証が失敗した時に、1回余分にアクセスする事があるバグを修正。
Basicに認証に失敗すると、同じユーザー名・パスワードで再度アクセスを行い、計2回の失敗アクセスを行ってしまう。
queryがあった時に、Digest認証できないバグを修正。
queryがあった時のDigest値の計算ルーチンのバグ修正。それにともない、Digest値計算用のテンポラリバッファとして、T_HTTPSOCKETにdigest_uriを追加。
use_total_tmoを1にしても、指定した時間でリターンしないバグを修正。
httpc_send_dat()で、タイムアウト値を正しく減算していなかった。
httpc_get/post/get_with_sock/post_with_sockの引数チェックを強化。
・引数のヌルポインタチェックを追加。
・T_HTTPC_REQHEADERのuriが空文字列かどうかのチェックを追加。
queryの文字として、0x80-0xffの範囲の文字を使えなかったのを修正。
http_common_url_encode()で、0x80-0xffの範囲の文字を正しく変換できるように修正。
queryが内部バッファより長くなると、正しく送信できないバグを修正。
queryのトータル長がT_HTTPSOCKET->tmp_bufのサイズより大きくなると 正しくqueryが送られない。(httpc_url_encode_send()の修正)
Cookieを正しくパースできない事があるバグを修正。
httpc_parse_setcookie()の以下の不具合を修正。
・一行に複数のcookieが,で連結されている場合にパースできない。
・expiresの値を正しく取得できない
keepalive可能な場合でも、通信を切ってしまう事があるのを修正。
サーバがHTTP1.1でConnectionヘッダを送ってこない場合には、keep-aliveと見なすべきだが、HTTPc側でkeep-aliveを行わずに通信を切っていた。
httpc_get_with_sock()/post_with_sock()で認証方法をAUTH_DIGESTからAUTH_BASIC_ONCEに変更すると、アクセスに失敗する。
最初Digest認証を行った後にAUTH_BASIC_ONCEを指定すると、送られるべきAuthorizationヘッダが送られず、アクセスにに失敗する。
送信するCookieの後ろに余分な;が付く。
動作に支障は無いと考えられるが、最後の;を送らないように修正。
・Cente PPP Ver.1.00 – Ver.2.20
ドキュメント修正
本リリースは、ドキュメントの修正のみで、ソースコードの修正はありません。
バージョンアップにおける注意事項(HTTPd/c).pdfにおいて、「変更されたファイル」の漏れ・記述間違いがあったので、全て修正。
HTTPd/c改版履歴(本HTML)のHTTPd ver1.50のHTTPd修正において、「通信エラーが発生した時に次の通信に失敗する事がある不具合を修正」の記述が抜けていたので、追加記述。
SMTPcのIPv6対応
以下のAPIを追加。
smtpc_set_server_ip46
smtpc_set_server6
POPcのIPv6対応
以下のAPIを追加。
popc_login_ip46
popc_login_apop_ip46
HTTPd修正
CGIで、404などの場合にでも、任意のエラーページを返す事ができるようにした。
CGI内で、httpd_send_http_prolog()を呼ばなかった時にのみ、デフォルトのエラーページが送られる。
Locationヘッダを正しく送信できない不具合修正。
outheader->locationに文字列がセットされていても、その文字列を正しくブラウザに送っていなかった。
CGIやEmbDataのリソース名の制限を無くした。
CGIやEmbDataのリソース名に"."が入っていなくても動作するようにした。
404等のエラーコード送信時でも、TCPを切断せずに、可能な限りkeepaliveするようにした。
以前はエラー時には必ず
・HTTP1.0で送信
・コネクションを切る
としていたが、 可能な限りkeepaliveするように変更。
HTTPc修正
httpc_set_socketが無駄に複数回呼ばれる事があるのを修正。
httpc_connect()内でhttpc_set_socket()を呼んでいたが、一度のhttpc_get()でhttpc_connect()が複数呼ばれる事があり、その度にhttpc_set_socket()が呼ばれていた。
一回一回のパケット受信タイムアウトではなく、サーバーとのトータルの通信タイムアウトを指定できるようにした。
HTTPC_USE_TOTAL_TIMEOUTとHTTPC_TOTAL_TIMEOUTを追加。詳しい使い方は、マニュアルを参照のこと。
cepが解放されない事があるのを修正
httpc_cls_cep()で失敗(タイムアウトなど)すると、cepの解放が行われないのを修正。
マルチパートデータのPOSTのサンプルを追加。
http/sample/cthttpc_sample2.cを追加。
Basic認証時に送る文字列を、"Authorization: BASIC"から"Authorizatino: Basic"に変更
一部の組み込みwebサーバーなどで、正しく動作しないケースが見つかった。RFC上はどちらでも良い事になっているが、多くのブラウザに合わせて、"BASIC"ではなく"Basic"を送るように変更。
IPv6対応
IPv6に対応した。それに伴い、マニュアルも更新。
不具合修正
SYSLOG_IPID_NOを変更するとコンパイルできなくなる不具合を修正
SNTPv4対応
SNTPcのバージョン4に対応した。それに伴い、マニュアルも更新。
IPv6対応
IPv6に対応した。
SNTPポート123の不具合修正
SNTPcのリクエスト送信ポートと、NTPサーバからの応答受信ポートに同じポート123を使用してUDP通信を行っていたため、NTPサーバ応答受信待機中にSNTPcリクエストを送信することができなかった。RFC上の仕様だったがRFC4330で修正されていたのでそのように修正。
SMTPcのIPv6対応
以下のAPIを追加。
smtpc_set_server_ip46
smtpc_set_server6
POPcのIPv6対応
以下のAPIを追加。
popc_login_ip46
popc_login_apop_ip46
Page 5 of 9