ESPT-SD(ESPT拡張ボード)

ESPT-SD~組込みSDメモリ/SDIO開発プラットフォーム~

ESPT-SDはESPTシリーズの拡張ボードです。

ESPT-SDはESPTシリーズの拡張ボードで、SDホストコントローラに凸版印刷社製TDS701を搭載し、ESPT2、ESPT-SH7673等のCPUボードと組み合わせることで、SDメモリ、SDIOカードインタフェースを実現できます。TDS701はSDHC規格にも対応しており、4GB以上のメモリカードにも対応可能です。

接続CPUボード

ESPT2(SH7710/SH3-DSP)

  • イーサネット:2ch
  • CF I/F:1ch
  • 非同期シリアル:1ch
  • 接点入力/出力:4ch/4ch
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ESPT-SH7673(SH7673/SH2A-FPU)

  • イーサネット:1ch
  • CF I/F:1ch
  • SD I/F:1ch
  • 非同期シリアル:1ch
  • 接点入力/出力:4ch/4ch

ESPTシリーズ初の外付けSDメモリ/SDIO開発環境

組込み機器で導入が広まっているSDインタフェース機能を1ch搭載しています。SDメモリドライバ/SDIOドライバとの組み合わせで、容易に組込みSD環境が構築できます。

評価時のCPUを選択可能

ESPT-SDは、ESPT(SH7615/SH2-DSP)、ESPT2(SH7710/SH3-DSP)、ESPT-Giga(SH7763/SH4A)、ESPT-V850(V850E/ME2)、ESPT-SH7673(SH7673/SH2A-FPU)に標準搭載されている拡張コネクタにスタックするだけで接続可能です。このため、CPUの選択が容易にでき、開発ターゲットに近い環境で評価することができます。

開発環境「SD Card FileSystem開発セット」を提供

ESPT2、ESPT-SH7673と組み合わせてSDメモリ環境を実現するために必要な「Cente SD Card FileSystemミドルウェア」、「組込みOS」、「統合開発環境HEW」を同梱した「ESPT-SD開発セット」を提供します。すぐに使えるプラットフォームとして、製品開発をスタートアップから協力にサポートします。

対応ミドルウェア

Cente SD Card Driver

Cente FileSystem

Cente Compact FileSystem

ハードウェアブロック図

ESPT-SD ハードウェア概要

・SDカード I/F ソケット SDカードソケット 1スロット
クロック周波数 最大50MHz
バスモード 4bitモード、1bitモードに対応(SPIモードは未対応)
検出機能 ライトプロテクト検出機能

SDカードソケットのCD信号でのカード検出

・TDS701設定機能 バスモード I/FモードC(非同期モード)
EXSDCKSLの制御 *1 SDCLKは”1″で50MHz、”0″でTDS701内部で分周した周波数
CLKENの制御 *1 TDS701の内部クロックを”1″で供給、”0″で停止
・対応スピード SDHC準拠
・接続コネクタ 100pinコネクタ使用*2 ヘッダー×1、(オプション 中継用レセプタクル×1)

120pinコネクタ使用*3 ヘッダー×1

アドレスバス、データバス(16bit)、各制御線

・データバス幅 16bit固定(8bitアクセス不可)
・DMAチャンネル 2ch使用(リード、ライトで各1ch)  デュアルアドレスモード
・割込み線 1ch使用
・TDS701のバスモード I/FモードC(非同期モード)
・電源入力 5V±5% (3.3V±5%も対応可)
・消費電流 100mA(+5V) SDカード供給電流は含まず
・外形寸法 91(W)×55(D)×21(H) mm
・質量 約35g(基板のみ)
・環境条件 使用温度範囲 0~50℃

保存温度範囲 -10~60℃

使用湿度範囲 90%RH以下(結露しないこと)

保存湿度範囲 90%RH以下(結露しないこと)

  *1 基板実装したレジスタ(出力ポート)にて設定可能

*2 ESPT、ESPT2、ESPT-Giga接続用

*3 ESPT-SH7673接続用


サポート情報