Cente DHCPd(TCP/IPv4 オプション)
・DHCPdタスクのスタックサイズ値変更
環境によってはスタック不足となる事象が報告されたため、デフォルト値を512byteから1024byteに変更した。
・最大割り当て数が32の倍数でないケースに対応
最大割り当て数DHCPD_MAX_ENTRYを32の倍数でない数値でも運用できるようにした。
・受信パケット長のチェック強化
受信したパケットの長さが不正に短い場合に誤動作しないようチェックを強化した。
・DHCPdタスクのスタックサイズ値変更
環境によってはスタック不足となる事象が報告されたため、デフォルト値を512byteから1024byteに変更した。
・最大割り当て数が32の倍数でないケースに対応
最大割り当て数DHCPD_MAX_ENTRYを32の倍数でない数値でも運用できるようにした。
・受信パケット長のチェック強化
受信したパケットの長さが不正に短い場合に誤動作しないようチェックを強化した。
・リレーエージェントに対応
リレーエージェントを経由した割り当て要求に対応した。
・ユニキャスト応答に対応
ユニキャストによる割り当て要求に対応した。
・リース時間の1割増しを廃止
内部的な時間計測の誤差を考慮して設定されたリース時間を1割増して内部的に使用していたが、それを廃止した。
・リンクアップチェックの廃止
DHCPdの起動関数dhcpd_start()の呼び出しは該当するI/Fがリンクアップしている必要があったが、リンクアップ前でも呼び出し可能に変更した。
・I/F番号が0でないネットワークI/Fで正しく動作しない
Cente TCP/IPv4のマルチIP機能を使って複数のI/Fを有効にした場合、I/F番号0でないI/Fで本DHCPdを使用すると、正しく割り当てができなかった。これを修正した。(Cente障害情報:009-0001)
・リース時間を無制限に設定すると、応答に不正なRenew/Rebind時間が付加される
リース時間を無制限に設定した場合、Offer/Ackに不正なRenew/Rebind時間が付加されていた。これを修正した。(Cente障害情報:009-0002)
・DHCPcのIPアドレス取得しなおしに時間がかかる
DHCPcにNAKを送信する際の宛先IPアドレスが不正で、DHCPcのIPアドレス取得しなおしに時間がかかる場合があった。これを修正した。(Cente障害情報:009-0003)
ctkernelに対応
他OSへの移植性向上のためiTRON4のAPI名と構造体名にプレフィックスを付加。
ワーニング消去
使用していない変数によるコンパイルワーニングが出ないよう修正した。
更新履歴統一に伴うバージョンアップ
マニュアルの発行日更新のみ。内容には変更なし。
dhcpd_start()時のリンクアップチェック追加
指定されたIPのI/Fが起動しているか否かをチェックするようにした。
セカンダリDNSサーバ対応
DHCPクライアントに割り当てる情報として、セカンダリDNSサーバアドレスも追加した。