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【プレスリリース】日本の組込み業界を変えるCenteミドルウェアの新たな挑戦


令和5年4月1日
ITbookテクノロジー株式会社
DMG MORI Digital株式会社

ITbookテクノロジー株式会社(東京都港区、代表取締役社長:松場清志)とDMG MORI Digital株式会社(北海道札幌市厚別区、代表取締役社長:鈴木 祐大)は両社が共同で開発・提供・サービスを行うCenteミドルウェアの新たなサービスとして、2つの製品と1つの新たなライセンスを2023年4月に提供を開始します。

昨今、組込み機器はスマートフォンやクラウドサーバとの連携が進み、組込みエンジニアに求められる技術要素は日々、指数関数的に増加しています。このような課題に対しCenteミドルウェアでは、クラウドサーバと連携するために組込み機器に必要な技術要素(HTTP、MQTT、暗号ライブラリ、等)を提供するとともに、AWS、Microsoft Azureなどのパブリックラウドサービスの利用を容易にするアプリケーションノートを提供しております。

今回はこれら製品に加え、スマートフォン連携開発をサポートするため、専用アプリを開発することなくリッチなユーザインタフェース(UI)を実装できる「Web UIアプリケーションノート」をリリースいたします。

また、これに合わせ現在入手可能な組込みCPUを利用したボードサポートプログラム(BSP)やソフトウェア開発環境(SDK)を順次リリースしてまいります。さらに、利用者が使いやすくなるようライセンス形態も見直しを行い、新たなライセンス(PoCライセンス)の提供を始めます。

「PoC(Proof of Concept)ライセンス」は、製品の試作開発時のコスト障壁を低減させる、サブスクリプション型のライセンスです。企業の研究開発、試作開発、学校など低予算で利用できます。

【PoCライセンス活用シーン】
・購入に先立って技術検証を行いたい
・IoT/組込機器の試作やコンセプト開発を低コストで行いたい
・自由に試作できる環境を整えたい
・組込開発の新人研修、教育機関などで活用したい

ITbookテクノロジー株式会社について

ITbookテクノロジー株式会社は、JASDAQグロース上場のITbookホールディングス株式会社(東京都江東区、代表取締役:前 俊守)のITサービス子会社として2020年2月に設立されました。システム開発を中心としたシステムソリューションや「みまわり伝書鳩」などのIoTソリューション、「Centeミドルウエア」をはじめとする組込みソリューションを提供しています。
ITbookテクノロジーの詳細は、https://itbook-tec.co.jp/をご覧ください。

DMG MORI Digital株式会社について

DMG MORI Digital株式会社は1980年、北海道大学発のベンチャー企業「株式会社ビー・ユー・ジー」として札幌に設立、ハードウェアとソフトウェアの両方をカバーし、様々なプラットフォームにおいてシステムや製品の開発を行っています。2008年10月には株式会社森精機製作所(現 DMG森精機株式会社)と資本・業務提携を行い、2023年1月には「DMG MORI Digital株式会社」に社名を変更、従来の映像関連事業や組み込み通信機器関連事業と共に、工作機械の計測、制御技術の高性能・高機能化に尽力しています。
DMG MORI Digital株式会社の詳細は、https://www.bug.co.jp/index.htmlをご覧ください。

Centeミドルウェアについて

「Centeミドルウェア」は国内の2,000種以上の組込み機器に採用実績のあるリアルタイムオペレーティングシステムで利用可能な組込みソフトウエアパッケージです。FATファイルシステム、TCP/IPネットワーク、USBドライバを中心に国内800社以上の製品に採用され、その製品はコンシューマ製品、工業製品から公共システムまで幅広く多岐にわたります。

商標について

「Cente」はDMG MORI Digital株式会社とITbookテクノロジー株式会社の共同の商標です。

※プレスリリース:ITbook_Cente2_pressrelease_20230401.pdf