Cente FileSystem

Cente Compact FileSystem

・APIを新規に実装
よりCompact化を図り、APIを新規に実装しました。
・排他制御の機能削除
シングルスレッド環境を対象とし、排他制御の機能を削除しました。(fs_lock.cファイルを削除)
・遅延書き込み機能削除
遅延書き込み機能を削除しました。(fs_dlywt.cファイルを削除)
・アクセス速度パラメータ
アクセス速度パラメータの設定を削除しました。
・高速fseek機能削除
高速fseek機能を削除しました。
・連続未使用クラスタ検索機能削除
連続未使用クラスタ検索機能を削除しました。
・API削除
以下のAPIを削除しました。
fgetc、fgets、fputc、fputs、get_dev_free、q_format、reset_fsys
・標準関数削除
以下の標準関数を削除しました。
fs_strlen、fs_strcpy、fs_strncpy、fs_strchr、fs_toupper、fs_tolower、fs_strncmp
・キャッシュ機能変更
FATキャッシュ機能及びディレクトリキャッシュ機能を一元化したメタデータ用ドライブキャッシュ機能を実装しました。
ini_cache、ini_blk_cache、ini_blk_cache_dir、refresh_cacheを削除し、ini_drvcacheを追加しました。
・タイムスタンプの更新仕様変更
各APIにおけるファイル/ディレクトリ操作時のタイムスタンプ更新仕様を変更しました。
・エラーコード返却仕様変更
より正確なエラーコードが戻されるようにエラーコードの返却仕様を変更しました。
・エラーコード追加
エラーコードの細分化に伴い、エラーコードの追加を行ないました。
・fopen関数仕様変更
fopenで同一ファイルを二重オープンした場合はモードに限らず全てエラーになるように仕様を変更しました。
・fseek関数機能変更
ファイルサイズを超える位置へシークを指定した場合の動作を、3つの動作から選択できるように機能改善を行ないました。
・カスタマイズ関数変更
fs_memory.cに定義しているファイルデータ用キャッシュ(入出力バッファ)関連のカスタマイズ関数fs_malloc、fs_freeを、OSに依存しないコードに変更しました。
またfs_inimem、fs_rstmemを削除しました。
・FileSystem独自の変数型に変更
変数型をFileSystem独自の変数型に変更しました。(fs_typedef.hファイルを追加)
・UNICODE指定API追加
引数にUNICODEを直接指定するAPIを追加しました。
・ShortEntry作成仕様変更
UNICODE指定APIの追加に伴い、ShortEntryの存在する位置(DirectoryEntryの先頭からのoffset)をASCII文字列化し、ShortEntry中のname field(11char)に格納する仕様に変更しました。
・FAT FileSystem選択マクロ追加
FAT12、FAT16、FAT32固有の処理を設定によりコンパイル対象から外す機構を追加しました。
・パラメータチェック有効/無効マクロ追加
APIの引数に対するチェックを設定により無効にする機構を追加しました。
・FAT2書き込み有効/無効マクロ追加
FAT2(File Allocation Table2)への書き込みを設定により無効にする機構を追加しました。
・ライトプロテクト検出機構追加
ST_DISK構造体のdsk_flgにセットするDISK_WPROTECTビットを追加し、ライトプロテクトの検出機構を追加しました。
・BSP変更
ESPT(OS有り)-BSP、ESPT(OS無し)-BSP、ESPT2(OS無し)-BSPを削除しました。

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